雑記

世の中には「どこかへ誰かを連れて行きたい」と思う人と「どこかへ誰かに連れて行ってほしい」と思う人の二種類の人間がいる、ような気がする。カップルでデートをするときなんかは特に、この構図がはっきり表れてくる。もちろん相手や状況によるんだけど、私は圧倒的に後者の場合が多くて、前者のタイプの人を見ると、羨ましくもあり、自分で決めなくていいからラクでもあり、思考回路が読めなくて困ってしまったりもする。一般的なイメージでは「男は前者で女は後者」という感じだろうから、その点も、私が個人的に困ってしまう要因の一つだ。前者の人は「自分の気持ちが相手の気持ちに覆いかぶさっているのにその状態に疑問を持たない」、後者の人は「相手の気持ちが自分の気持ちにめり込んでいるのにその状態をラクだと感じる」。まあこれだけなんだけど、常々考えていることなので、ちょっと書いてみた。人に会う度に考えるので、これからも何か思うことがあるかもしれない。自分の気持ちと相手の気持ちのバランスを取るのは難しいという話でした。