読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

12月15日(木)、16日(木)

23時24分。今日は久しぶりに新潟まで出掛けていたのだが、帰りの電車で降りるべき駅を乗り過ごしてしまったため、これから急遽終電の村上まで向かうことになった。駅員さんに「村上駅の近くに漫画喫茶とかなんかそういうものはありませんか」と尋ねたら「たぶんないと思いますが、ビジネスホテルならあると思います」とのことだった。日が落ちてから急に冷え込んできた。私は死ぬのだろうか。お金があって良かった。駅に着いたらまずコンビニでお金を下ろそう。コンビニがあって良かった。イヤホンを耳にはめながら大橋トリオのあたたかい声色に全身を委ねていたらこんなことになった。びっくりした。イヤホンを取ったらいきなり非日常が始まっていた。

f:id:tmp159:20161216004141j:image

というわけでホテルに着いた。コンビニでは結局お金を下ろせなかったけど、クレジットカードがあったからなんとか泊まることができた。クレジットカードがあって良かった。一人でビジネスホテルに泊まるのなんて大学受験のとき以来なんじゃないか。ダブルの部屋しかないということでホテル代に6000円もかかったけれど、あまりこういう経験をしたことがないのでちょっとウキウキする。私から何もしなくても物語は勝手に始まってしまうものなんだなと、ちょっとウキウキする。

8時54分。起きた。寝る前にある人のつぶやきにいいねをしたら、その人が夢に出てきた。その人と私がそういう感じだった頃に、昔その人とそういう感じになったことがある人が今はもうそういう感じではないはずなのにツイッターでその人に絡んだりするのが個人的にとてもイヤだったので、もし自分がそういう感じでなくなることがあれば絶対にそういうことはするまいと思っていたのだが、私も同じことをしてしまったことになる。私にはそういうところがある。何の話をしているのか自分でもよくわからないので、この部分だけ後で消すかもしれない。とりあえず起きた。一人で午前中に目を覚ますのなんて大学受験のとき以来なんじゃないか。外は一晩で雪景色にかわっていた。

昨日の夜、ホテルにチェックインするときに書かなければならない身分証明書的な用紙に〈職業〉という欄があって、私はそこにためらわず〈無職〉と書いた。書けるようになった。そういえば私がまだ子どもの頃、父がビデオ屋さんでカードを作るときに、職業欄に自営業じゃないのに〈自営業〉と書いていたことを今ふと思い出した。私は幼心に「ん?」と思った。しかし、私をよく外に連れ出してくれる社会的には無職としか呼びようのない素敵な雰囲気を醸し出しているK先輩は以前、市役所的な場所で何か公的な書類を書くときにためらわず〈無職〉と書いていたことがあって、そのときに私は「おお…!」と思ったのだった。私はKの真似をするような気持ちで〈無職〉と書いた。書けた自分が嬉しかった。

〈更新中〉