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7月2日(土)

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昨夜も寝苦しい夜を過ごしたおれです。おはようございます。あまり寝付けず、今朝起きたのは12時を過ぎた頃でした。色んな夢を見ていた気がしますが、中身はほとんど忘れました。あまりの暑さにクーラーを付けて、寝転びながらスマホをぱらぱら眺めていたら、そのまま一時間くらい経ってしまいました。居間に降りると、今日は冷凍ピラフとナスの漬物とスイカとサラダを置いていてくれました。食欲はなかったけれど、ピラフが意外にも美味しくて、ついでにナスとスイカも食べてしまいました。服を着替える最中に書棚の『「生きづらさ」について(萱野稔人雨宮処凛)』という本を流し読みしていたら、世の中に対する拭いがたい絶望感が込み上げてきました。「これはいかん」とシャワーを浴び、ハナレグミの『ハンキーパンキー』を聴きながら、コーヒーを入れました。SNSを覗くとまた気分が悪くなるので、今はコーヒーを飲みながら早速ブログを書いています。今日のノルマは証明写真を撮ること。

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いつもの自転車に乗って家を出ました。空はどんよりと曇っていて、まとわりつくような初夏の熱気がありました。証明写真を撮るために、量販店が連なる郊外の一角へ向かいました。「眼鏡のままでは撮りたくない」と思い、コンタクトレンズを切らしていたので、まずは薬局に向かいました。薬局には2件行きましたが、コンタクトレンズは販売していないようでした。雨が降ってきました。私は「コンタクトレンズ即日販売」というのぼりに惹かれ、そそくさとメガネ屋さんに立ち寄りました。店員さんと話をして、コンタクトレンズを買いました。どの商品がオススメか尋ねたり、おトクな定期購入の案内を聞いたり、そのとき私は自分でも嬉しくなるほど自然な会話をしていました。一人でいるときの悶々とした自分は、店員さんの前では一切表れませんでした。

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コンタクトレンズを付けようと思って本屋のトイレに入りましたが、汚いのと扉が閉まらないのとで、ここで付けるのは止めることにしました。背中にぐっしょり汗をかくほど暑くなってきました。私は本屋に入って椅子に腰をかけると、ひとまず呼吸を落ち着けました。ツイッターを開くと、彼氏がいるのに、彼氏がいないと言い続けるおんなたち。 - おんなのはきだめという記事が「すばらしい」とシェアされており、ブログを書きながら読んでみました。全体に漂うなんともいえない雰囲気がありました。朝、私は深刻な社会問題の本を読んで悲観的な気分になっていたのだけれど、世の中のそういうばかりではない側面を見た気がしました。私は一人でいると「バイトもできない」「就職もできない」「人とうまく付き合えない」と自分で自分を落ち込ませるような考えにハマり込んでしまう癖があるようです。今朝も「カウンセラーに相談したほうがいいのかな…」と思ったりしたのだけれど、果たして本当にそうすべきなのかどうか、私はよく分からなくなりました。

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外に出ると、雨上がりのむわっとした空気が立ちこめていました。私は電気屋のトイレでコンタクトレンズを付けると、今更ながら私服で証明写真を撮るのはなんか違うような気がして、そのまま近くのホームセンターへ向かいました。店頭に並んだ園芸用の植物を見ると、そういえば昔『苔玉』とか『ミニ盆栽』とかを欲しがってた時期があったのを思い出して、ホームセンターをハシゴしてよさげな苔玉を買いました。付属の容器が気に入らなかったので、店員さんに変えてもらいました。店員さんの様子は最初なんとなく硬かったのだけれど、溢れそうなほど水が満ちた苔玉の容器を、私が不安そうに受け取ったとき、店員さんが「大丈夫ですか?」と笑って、様子が少し柔らかくなったのを覚えています。今は家の近所のうどん屋に着いて、ぶっかけうどんを食べながらブログを書いています。郷愁を誘う感じのハーモニカのBGMがかかっていて「そういえばおれもハーモニカ持ってるじゃん」と思い出したりしています。

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うどん屋からの帰り道、後ろを振り返ると夕日が素晴らしく見事でした。

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軽く鼻唄を歌いながら、夕日に導かれるようにあぜ道を走っていると、自分のレパートリーがほとんどサザンかドリカムか斉藤和義であることに気が付いて、「超好きってわけでもないのになんでだろう」と考えたりしながら、家に帰りました。今日はだいたいこんな感じで一日が終わっていくんだろうなぁ。まずシャワーを浴びて、それからもう一度証明写真を撮りに行こうと思います。

※追記

自転車で、また昼間行った電気屋の前まで来ました。自販機の隣のベンチに腰掛けながら、ツイッターを見たり、フェイスブックを開くだけ開いてみたりしています。イヤホンでカーペンターズのピアノカバーを聴いていると、目の前の駐車場の風景さえドラマのワンシーンを見ているような気持ちになりました。目の前のベンチに腰掛けてる男がこんなに多幸感に包まれているなんて思わないだろうなぁ。ふっふっふ。

ハンキーパンキー

ハンキーパンキー

《つづく》