二月十三日

引き続き、とてつもない快晴。ふふたび新潟市へ向かう。

電車賃のことはもちろん脳裏をよぎったが、ある程度の出費は仕方がない。ていうか、なくなったら稼けばいいのだ。それが当たり前の思考なのだ。どうして私は「あるだけの中でどうやったら生きていけるか」ということばかり考えるのだろう。一定量のパイをどのように配分するか、ではなく、パイの総量自体を増やすということをもっと考えよう。

 

今日、新潟に来たのは、ハローワークに行くためだった。それなりに緊張して向かったのだが、行ったら閉まっていた。土曜もやっているハローワークはここしかなかったからわざわざここまで来たのだけど、どうやら第一・第三土曜だけということらしい。拍子抜け。

川辺で昼飯。近くのスーパーでバケットカップスープと野菜ジュースを買ってきて食べた。とてもよかった。昼飯に何を食べるか。こういうところに日々の暮らしを豊かにするためのセンスが問われる気がする。満足度を最大化する食事はなにかを問う。どこの店に入るか、何を注文するか、どこのスーパーに行くか、スーパーでは何を買うか。「これしかない」という道筋がパッと閃くと、ああ自分いま調子いいんだなと思う。