8月7日(土)

無事に一週間を乗り切った。といっても今日は仕事でミスをしまくってぐちゃぐちゃになっていたので、精神的にはぜんぜん無事ではなかった。しかし、とりあえず一週間が終わった。明日からは三連休だ。何をしようか。

まずは体力回復。その後は久しぶりの自由の時間を満喫したい。八月に入ってから忙しくなって生活が荒んでいる。皿洗いも洗濯も掃除も家の中のことにほとんど手が回っていない。生活の乱れは精神の乱れ。乱れた精神は乱れた生活を作り、そしてまた精神の乱れに繋がっていく悪循環。体力が戻ったら、まずは家の片付けをしよう。それから自分のやりたいことをやろう。おれのやりたいこと。

おれのやりたいことってなんだろう。忙しさにかまけているとそんなことを考える暇もなくなる。でもそれは別に、考えないことが良いことというわけではなくて、やっぱり自分自身のことについてじっくり考える時間はあるべきなんだと思う。そうでないと、現実の迫力に押されて、どこまでも流されていってしまいそうになる。

こうして日記を書くことは、おれのやりたいことだ。日記を書いて、公開する。公開した文章が、何年も何十年分もストックされて溜まっていく。そして、それを誰でも読める場所に置いておく。誰が読むのかは分からない。そもそも誰かに読んでほしいと思って書いているのかどうかも分からない。でも、やりたい。

楽しいからやる。というだけではない。その先になにか光が見えるものこそやりたいと思う。自分自身の目指すべき方向性みたいなものを考えるとき、その全体像は見えなくても、部分的には垣間見えるときがある。生活の中のどこかに必ずヒントが転がっている。でも日々を忙しなく過ごしていると、生活のほとんどがパターン化されてきて、その外にある輝きに目を向ける余裕を失ってしまう。その余裕を取り戻すために、私は日記を書きたいと思っているのかもしれない。